悲しきストーカー


 第四種接近遭遇(Force は我に!)

 再び飲み会があり、この一連の流れで警戒していた俺はなんとか田○ちゃんと○上の距離を離そうと必死である。なぜそういう行動に出たのかというと、ここでたまに登場する高○さんが○上から馴れ馴れしく言い寄って来る様になって来たため、びしっと”その気はない”と言ったのである。それから周囲に対して「高○は遊び人だ!」とか「高○は仕事やる気ゼロ」とかない事まで上司である松○さんに報告し出したのである。こういう場合、女性の方が往々として立場が低いもんだから最悪な状態になっていたのである。でも、高○さんと一緒に仕事をしていても、問題ないし、どっちかというと出来る方である。
 高○さんから彼の素性を聞いてしまったらば、癒し系な田○ちゃんをなんとかせねばという事で高○さんがガードに入る事になる。そんな酒の席の後・・・

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郁ちゃんを自宅まで送くりました。郁ちゃんの両親に、きちんと挨拶してね。磯○君も、高○さんも、大活躍してくれました。郁ちゃんの家まで、協力しくれました。
で、溝の口改札入ってたら、スグ電車来たので、俺と高○さんと山○は電車に乗ったけど、郁ちゃんは乗っておらず、まだ溝の口いたんだって、俺達は武蔵小杉で待機、で磯○君と桐○に無理やり電車に乗せてもらって、武蔵小杉から、タクシーで郁ちゃんまで。両親にお渡しし、その後綱島駅に、俺が帰宅途中にきちんと高○さんと磯○君がきちんと、家に向かって帰れてるか、確認と。続く〓
☆○上安憲☆

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 相変わらずな田○ちゃんはへべれけになってしまい、どうしようもない状態に。当然のようにしゃしゃり出てくるのだが、もぉ〜まるで・・・”田○は俺の物”みたいに主張してくるもんだから、周囲も引いてしまう。その中に高○さんが割って入ってくれる(ありがとう高○さん!)ものだから、更に若いのを数人あてがってツーショットにならないようにする。何されるか分かったもんじゃないもんね。こんなんじゃ〜で、深夜に更なるメールが。

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俺は、電車で途中までしか帰れず、タクシーと友達車で家まで、家に着いたの2:00ちょい前位
最後までやりとげるのが、俺の魂(ソウル)って感じ
駄目だ桐は、暴言吐いてるし、武蔵小杉まで連れて来たのは、助かったけど、郁○をタクシーを乗せて、俺と磯○君と高○さん乗ったから帰ればいいのに武蔵小杉に山○といると、電話きて、磯○君が電話にでて、送りました、自分も帰りますと言ったのに。
また電話きて、俺と山○どうすればいいのだって
自分も酔ってて、仕切れないなら、帰れちゅうに、使えねーな。
こないだも、多分一緒だよ。無理やり川崎まで連れてったよ

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 高○さんがしっかりガードしていたのだが、田○ちゃんの両親を呼んでわざわざ「私が送らさせて頂きました」と主張するんだもんなぁ〜親御さんは目が点だし、周囲もお口アングリ状態になってしまう。あ〜困ったもんだ。
 更に完全に名前で呼び捨てに更なる格上げが。そろそろ本気で松○さんに相談しないと拙いぞ。高○さん経由で田○ちゃんにも話を聞かねば。

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