鉄腕バーディー

原型製作 こぼし

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© ゆうきまさみ/小学館

********** この作品について **********

03年4月頃、新聞の広告の片隅に載っていた新刊案内での出会い。
その絵に強く惹かれるものを感じて、さてタイトルは?、と見ると、鉄腕バーディー、ゆうきまさみ・・・?
あれ、どこかで聞いたような・・・と書庫の扉を開けると、そこには「鉄腕バーディー」と書かれた 10年近く前に購入した単行本が。

そうです、それは昔連載半ばにして休止されていた旧作のリメークだったのです。
しかし、旧作連載当時とは格段に向上し魅力的になった絵。
とにかく、その新バーディーに一目惚れしてしまったわけです。
早速単行本を購入。
1巻を読み終えて、完全に嵌ってしまいました。

作りたい!

強くそう思って、その思いは日増しに強くなるばかり。
しかし、版元は絶対にイベント版権など下ろさないと言われていた小学館!

しかし、そんなことで作りたいという気持ちを抑えることはできませんでした。
別に発表できなくてもいいじゃないか。
自分が欲しいんだから。

そうです。
私がふぃぎゅあを作るのは、ただそれを立体にしてみたいから。
イベントで売って稼ぐなんて言うのは全く付帯的なことでしかありません。

というわけで、苦闘半年、原型が出来上がりました。
さっそく例会で仲間に披露した際には、またそんな版権取れないものを作って・・・という意見もあったのですが、 まあ絶対通らないとは思うけれどとりあえず申請してみたら、と言うことになり、無謀にも書いちゃいました、申請書を。

そして、版権申請のことなど忘れかけていた12月の中頃、突然小学館から、審査したいので資料写真を送れ、 との知らせが海洋堂を通して伝えられてきたときの驚き!
そしてそれからの怒濤のごとき再申請資料の作成作業。

とにかく、真っ向から門戸を叩いて受け入れられるとは思ってもいませんでしたので天にも昇る気持ちでした。

版権許諾をいただいた小学館様、また、執筆でお忙しい中、この作品の審査をして下さいましたゆうきまさみ先生には 大変感謝しております。
この場を借り、心より御礼申し上げます。

でも、バーディーはいいなぁ。
出来上がった原型を友人に見せたら、第一印象は、りりしいね、でした。
そうです、かっこいいですよね。
でも、ふとした表情やアクションはとても女性的。
そして、プライベートで見せるおずおずとした申し出やおまぬけさがなんともかわいくて・・・。
そんなところにゆうきまさみ先生の作品の味がにじみ出ていて、とてもほほえましく感じます。

さて、作品はまだまだストーリー半ば。
これからどんな展開になっていくのか、毎週の連載がとても楽しみな作品です。
もしまだご覧になっていない方がいらっしゃいましたら、ぜひご一読をお勧めいたします。
絶対に後悔はしないと思いますよ!
2004.2.10

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