事故日記 |
さてさてどうなる事やら
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事故から3ヶ月が経過しました。通常の交通事故の場合、3ヶ月及び6ヶ月が加害者及び被害者にとって目処とされる時期なのです。全治1ヶ月(骨折が該当)の診断を受けたとしましょう。大体は1ヶ月で完治しません。完治させてしまう人も居るかもしれませんが、普通は経過の様子見をします。逆に全治1週間なんて診断の場合は、すぐ治る場合があります。(打撲とか擦過傷) では私の場合はどうだったかと言うと「全治3週間」という医者からの診断が出ております。実際に退院したのが10日以上ですから、21日で完治する訳がない。なんでも明確な骨折でもないと1ヶ月を越える事はないんだそうです。リハビリにも勤しむ事になるのですが、既に3ヶ月が経過しました。ここで保険屋さんには現状を報告する必要があります。放っておいても連絡が着ます。 で、実際の状態を確認するのですが、リハビリに通っている旨と朝に起きあがる時にはまだ痛いと言っておきました。本当だから後ろめたいものナシ。まぁ〜どうなることやら。 ちなみにムチウチ等の場合でも最長180日が原則になります。それを越える通院等を行う場合、保険屋が許可しないと自腹になってしまうので注意しましょう。あくまでダメなときには何がダメなのかを主張し、医者を味方につける事が肝心になります。法律を盾につかうアジャスターが居ます(特に共済系)が、医者さえ味方につけば大丈夫です。 今回の案件では出てこなかった過失責任に関して簡単に説明をします。交通事故の場合、必ずと言っていい位に加害者と被害者が存在します。そして悪くなくても怪我を負わせてしまった方が行政処分を受ける事になっており、まあ非がなくても仕方ありません。傷つけてしまったのですから。 で、民事での賠償関係になると出てくるのが過失相殺というものです。過失相殺は事故を起こした理由を調べ、事故の発生に対して誰がどれだけ悪いのかを数値化し、賠償の割合を算定するために使います。意外と100%加害者が悪いという状況になる事は多くなく、この辺りが被害者と保険屋のギャップとして現れるのです。具体的な例に行く前に、実際の事故以外で相殺率が変わる事項を紹介します。但し、全部が適応されるとは限らないので悪しからず。プロじゃないもんですから。 幼児、児童、老人等 幼児は6歳未満、児童は6歳以上13歳未満(小学生)、老人は65歳以上の者を想定しており、歩行者として道路交通のに際しての行為能力が低い点から相殺率を減じる場合があります。 信号機 歩行者だろうと信号機の表示又は警察官の手信号に従わなければならないので、それを無視した場合には相殺率の増減があります。通学路における「緑のおばさん」や工事現場に居るガードマン等の交通整理に関しても、それが適法と判断される場合には警察官の手信号に準じたものとして認められます。 重過失 居眠り運転、道路交通法上の酒酔い運転、無免許運転、30km以上の速度違反などを言います。 著しい過失 脇見運転、前方不注意が著しい場合、酒気帯び運転、概ね15km以上30km未満の速度違反、著しいハンドル及びブレーキ操作不適切等です。 弱者保護 歩行者<自転車<二輪車<自動車<大型車のように大きい物と小さい物での事故の場合、事故を起こすと危険度が高い物程責任負担を高くする事があります。 単車修正 上記の弱者保護の観点からとカテゴリー的に自動車と二輪車は同じ自動車という事もあり、自動車と二輪車の事故の場合、通常の車対車での基準より10%程度修正を入れます。 自転車の重過失 自転車は軽車両に属しますので、交通事故の場合に車と同様に過失があると認められます。歩行者とは違って扱い方によっては過失が発生するという事です。実際の重過失は酒酔い運転、ブレーキ不良、片手運転、下り坂等での不制動に伴う明らかな高速進入が挙げられます。 自転車の著しい過失 酒気帯び運転、2人乗り、無灯火、脇見運転等の著しい前方不注意等です。 あとはなんかあったかなぁ〜 秋葉原にて物損担当者から書類を出してもらって記入・捺印を行う。これで物に関する件は終了。本来であれば、人身と併せての交渉になるのだが、身の回り品としての金額が大きい点、次の物を発注するにしても時間が掛かる点、持ち出しの回収を適宜行いたいという財政的な点と相手が大東●という事でネバっても大きく変化はないだろうと予測できたので。 金額が大きいという事でThinkPad600Eは回収されてしまいました。しかし必要な部品は抜いていいとの事なので、使えそうなパーツ類に関しては外しての引渡し。残ったパーツは有用に流用させて頂きます。 残りは人身の部分ですが、まだまだ通院加療が必要になりますから、それが終わらないと交渉できません。 物損の修理費用の計算式は以下の形になります。 車輌 6年の法的減価償却を元に時価評価を併せた価格評価を行います。基本的に”赤本”という査定協会発行の書籍に出てくる価格が基準になります。しかし、目安であって全損の場合に修理を行う事を前提とする場合にそれ以上の金額が認められる場合もあります。修理費用の他にレンタカー代に関しても常識の範囲内で認められます。車の減価償却の計算式は2種類あります。どちらを使うかは判例によって違うみたいです。 経過年数 定率法 : 時価 = 取得価格×(1−0.319) 定額法 : 時価 = 取得金額−{取得金額×(1−1/10)×0.166×経過年数) 身の回り品 明示的にその事故で破損した物に関して1年から5年の減価償却で計算されます。時価評価できる物に関しては、時価評価される場合がありますので注意が必要です。壊れた物に関しての証明及び購入価格の証明に関しては、被害者が証明する必要があります。しかし、常識的な範囲の物であれば、領収書等がなくても価格の提示だけで問題ない場合の方が多いです。今回の事故で適用された償却期間は以下のとおりです。 パソコン及び周辺機器・・・・・・・・5年償却 ヘルメット・・・・・・・・・・・・・・・・・・5年償却 携帯電話・・・・・・・・・・・・・・・・・・3年償却 衣類等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3年償却 鞄・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3年償却 面倒になってさっさと妥協してしまいました。端数繰り上げ程度の増額で終了でし。リハビリ中に交渉したのが失敗したかも。 1・パソコン一式・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・約50万円(約60万の請求) 2・ソフトインストール費用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10万円(約30万の請求) 3・鞄、靴、ヘルメット、ズボン、携帯・・・・・・・・・・・約7万円(約10万で請求) 4・パソコンレンタル費用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・約2万円(約7万/月で請求) 5・バイク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・約4万円(請求する前に金額確定) バイクを除くと69万円という事で終了。6割強の額という厳しい額での終了なので、不満はたっぷりだが、減価償却と時価評価に泣いた結果である。これで人身の方で色つけてもらえなければ悲しい事になってしまう。次の手配の問題もあり、手を打ったというのが正直な所であり、次のモデルをどうこうするにしても2週間は必要になると思われるのである。 新規購入で見越している予算は、パソコン一式で60万、鞄2,3万、靴1万、ヘルメット3万、ズボン1万、携帯2万という感じで、インストール費用もへったくれもない。しかも税抜きだから税込みだと凄い金額である。 人身は年内は通うように医師から指示されているので、その言いつけを守って通います。まだ15分しか連続歩行できないんだもん。 とうとう交渉が始まる。最初は電話でのジャブ。先方の希望という事での提示が以下の感じ。 1・パソコン一式・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・約50万円(約60万の請求) 2・ソフトインストール費用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10万円(約30万の請求) 3・鞄、靴、ヘルメット、ズボン、携帯・・・・・・・・・・・約7万(約10万で請求) 4・パソコンレンタル費用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0円(約7万/月で請求) 5・バイク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・約4万(請求する前に金額確定) 約110万円の請求で71万の提示。作業日数をインストール費用で聞いて来たので4〜5日と説明する。実際に作業をすればそれ位は簡単に掛かる。本当ならば保守関係のデータ復旧分の費用も欲しい位であるが、仕方があるまい。レンタル費用は、まだ客先の好意でマシンを借りているので、費用発生していないので請求をしていない。但し、12月1日をもって交渉が終了しない場合には、オリックスレンテックから借りる事にし、積み上げが入る事になる。 インストール費用に関しては、ざっくり10万円の提示が出たのだが、実作業工数にしても2日分にも満たない金額であるという事で金額の上乗せを要求する。 パソコン一式は時価計算ができないらしく(量販店で買える物だと思っていたらしい)、明日まで保留させて欲しいとの事。単純に減価償却を行った場合、50万だとの事である。ビジネスモデルを頑張って調べても販社からしか事実上抜けないのが事実。仕切りが非常に悪い商品だから必然的に量販店では扱いたくない品物なのである。 あまり争うつもりはないのだけれど、実際に買いなおしをしなければいけない物も多々ある訳で、3番の項目は全部買いなおしである。当然、1番も買いなおしであり、周辺機器や被害に遭っていなくても規格が変わってしまっている部分に関しては、やっぱり買いなおし。持ち出しはいくらになるんだろう。シクシク。 先週電話をしたためか、連絡が来る。まあ〜今の物損担当からだが質問が2点との事。1点は保証書の有無の確認、もう一つは見積書として提出しているソフトのインストール費用について。まあ、保証書はいいでしょう。問題はインストール費用についての連絡。「あの〜この費用に関しては既に入っていた物に対してですよね?」そりゃ〜当たり前でしょ。入っていないものを請求するつもりはないよ。少なくてもそれで飯食っているのだから、そんな非道な事はしません。 そろそろ交渉が始まらないのであれば、仮払いを請求したいのですがねぇ〜 物品の損害請求書を送って早1週間を越えている。そろそろと言う事で担当の女性に電話をする。他の電話中という事である、折り返し電話を貰うことにする。 電話が掛かっきたのだが、「上司に判断を仰いでいるので来週以降になります。」普通ならば連絡は保険屋からするものだよなぁ〜物が届いたらば届いた事を連絡し、その後のスケジュールを連絡するのが筋だろう。被害者から能動的に動くのは大事なのだが、加害者側の誠意が見えないのはいけない事だと思うよ。 あと、そんな電話しかできないのであるならば、担当から代わってください。交渉するための人が担当であり電話受け付けの人ならば電話代の無駄です。 各所から見積を取り、それを合わせた形で請求書を提出。物損の損害請求は以下の感じ 1・パソコン一式・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・約60万 2・ソフトインストール費用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・約30万 3・鞄・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・約2万 4・靴・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・約1万 5・ヘルメット・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・約3万 6・ズボン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・約1万 7・携帯電話・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・約3万 8・パソコンレンタル費用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・約7万/月 9・バイク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・全損らしい 合計で約110万円なり。交渉開始になったらばBattleが入る項目はパソコン関係と決まっているのです。時価評価とか言ってくるのですから、その部分をいくらと計算するのかが楽しみである。週末まで待って連絡が来なければ連絡をしてみよう。 退院をして明日から会社に行くのだが、徒歩がキツいので保険会社にタクシー通勤の交渉を行う。人身担当からは来週いっぱいまでのOKを貰う。金額的にはかなり高額だが、入院されるよりはマシである。更に人身担当に担当外ではあるがパソコンのレンタルを申し出てOKを貰う。但し、安価でという条件がついているので、オリックスと今までの所との比較をして安い方で契約をするであろう。さてさて物損交渉が開始ですな。 病院にピンフの人間が来訪し、バイクの見積ができたとの事。見積り額は全損で4万円。まぁ〜最初からボロボロだからどうしようもない。せめて10万円位あればよかったのだが、こんなのでは争うつもりはないので、「しょうがないね」とだけ伝える。次に来るであろうThinkPadが問題で、こっちだけしか最初から争わないつもりなので、(あ、鞄も揉めるかなぁ〜)どうなるかなぁ〜 保険会社からTEL。物損担当が早速型どおりの説明を開始する。おいおい、そんなんじゃ納得しないよ。当てられて現状復帰もしないなんて言ったらば被害者は示談しないからね。とりあえずこちらの主張としては、壊れた物の修復及び現状復帰、身体の完治、慰謝料の請求なのだから。一番揉めているのかThinkPad。物の算定で問題になるでしょう。次に中身に関してもデータの保証や、ソフトの買いなおしなんて事は言ってないのですが、インストールとセットアップの料金を請求しています。単にThinkPadをよこされても復旧したとは言えず、再度使える状態にするには入れていたソフトのインストールまでは完了してくれないとダメという認識でいます。どこまで認められるやら。 ちなみにピンフ長男曰く「パソコンは難しいんですよねぇ〜ほんと」絶対に揉めますね。だと。お前さんの保険でなくてよかったねぇ〜本気で揉めますよ。これに関してわ。道具は使える状態にしてからなんぼですからね。 再度、来院した時には入院の覚悟をしていく。そのために色々と手配した。予備のパソコン、PHSカード、仕様書に、各種書類。もう仕事をするにはばっちりさ。(シクシク)センセに入院の申し込みをし、その後に「パソコンの持ち込みいいですか?」とおそるおそる聞くと「いいですよ。」「うちは個人病院だからそんなに煩くないですから。」そうですか。病室に行ってみると・・・病室で携帯をバンバン使っている。うぉ〜なんて病院だぁ〜面会は19:30までだし、消灯は21時だけれど、仕事は青天井みたいだぁ〜おいおい。 翌日、再度病院まで行く。タクシーが全く捕まらず、仕方がないので猫バスを運転していく。本当はこんなことしてはいけません。 到着して診察を受けているとセンセから「入院しましょうトトロさん」と言われる。しかし、集会が確定していて、入場券を持っている自分としたらば・・・あ〜できません。ついでに仕事もパンパンなので、そんな悠長な事は・・・ センセは「まあ、気が変わったら言ってください。」と訳知り顔。こんな患者ばかりを診ているのであろう。しかし、家に帰って衝撃の事実が・・・大自然が・・・入院するしかないじゃん。こりゃ。 バイクでテロテロと・・・おいおい、よそ見しながらUターンしたおじさんが俺に突っ込んでくる。あ〜・・っと言う間にどんがらがっしゃ〜ん。バイクは元々ボロボロだったから相変わらずボロボロ。本人は転げまわって地面とキス。この段階で一番不幸な奴はThinkPad&鞄で、鞄ズタボロ、ThinkPad滅茶苦茶という状況。もう、見ただけでご臨終な感じである。 加害者(甲)は開口一番「俺悪くないよねぇ〜」おいおい、最初に言うのは”大丈夫ですか?”か”お怪我はないですか?”じゃないのか?そんな事を言われてしまったので、言いました。「ここはUターン禁止だ!」「目の前に標識もロードペイントもしてあるよ!」甲は沈黙してから「大丈夫ですか?」最初に言う筈の言葉を始めてここで言い出す。当然、今後の私事&仕事の予定を考えると大丈夫ですと言いたいのだが、足の甲が痛くて動くのに支障をきたしている。心の中では「あ〜あ、ダメだぁ〜仕事と諸般の予定がぁ〜」と思いつつも冷静に「救急車呼んでください」と低い声で言う。あ〜あ、初めて事故を起こしたんだなぁ〜甲わ。 4分で救急車到着。救急隊員に状況を説明し、甲には警察が来るまで待機する事を指示する。おいおい、なんでこんな事までしなければばらんのだろうか。普通は甲が率先してやる事だというのに。困ったもんだよ。ほんと。どうなる事やら。 病院に到着し、当直医を見てがっかり。どう見てもアルバイト。レントゲンの操作もおぼつかず、痛い所を主張しても理解してくれない。深夜の救急だから仕方ないのかもしれないけどさぁ〜機械の操作すらできない人だけで救急をやるってのは問題だと思うぞ。救急指定は止めた方が身のためだと思いますぜ。最近、誤診とか言って訴訟が起きている世の中ですからねぇ〜 それにしても、1つ見たらば他は忘れるという感じで、初期段階で右足の甲、左肘の痛み、左腰部の痛み、頚部の痛みを訴えているのに、右足の甲だけにしか眼中になくて他は全然見てくれない。 足を固定し、帰そうとする医者に「肘はどうする?」と訴えるのが精一杯。骨に異常がないと分かった時点で何もしないで終わりにしようとするな。痛いんだから。それでも肘はシップをしてもらって、それで終わり。「明日来てください」とだけ言って追い出されてしまう。あ〜薬ないんですかぁ〜・・・ 仕方がないんでピンフの社長を召還して自宅まで送ってもらう算段をつける。普通は加害者がやる事である。ここまでで事故の加害者になった時にすぐに行わなければならない事をおさらいしましょう。 1・被害者の状況確認 怪我があるなしに関わらず、車対車以外の事故の場合、一応救急車を呼んで病院で診察を受けさせるようにする。被害者が大丈夫と言っても痛みを訴える部分があったらば必ず救急車を呼ぶ。誤魔化しても後日に痛いとか言われた時点でトラブルを起こすのは必死。 2・まず謝る 自分が悪い所が全くないのでなければとりあえず謝る。特に2輪の場合、傷つくのは必ず2輪の方である。但し、ベタ謝りは禁物。今回みたいな明示的な10:0の案件以外では形程度でもいい。そもそも救急車が来るまでに間が持たないかもしれないが。 3・警察への連絡 救急車の手配を行う時に交通事故と言えば、自動的に警察は来ます。そのため、人身事故の場合、被害者を救急車に乗せて見送った後に現地着なんて事も多々ありますから、その場で待機しましょう。 4・保険屋への連絡 ここで事故の簡単な説明をし、指示を受けるようにしてください。保険に入っていない場合、現金の手当てをするしかないでしょう。はっきり言って最終的に掛かる金額は骨折していた場合で数百万は覚悟する必要があります。 5・被害者の移動手段 被害者は移動中である事が大半なので、処置後の移動手段の手配を行う。事故車輌の移動、本人の移動、この2つの項目に関しては加害者から積極的に被害者に相談を行わなければならない部分です。 6・被害者への面会 被害者が搬送された病院は救急から警察に対して連絡がいきますから、聴取を行っている間に知らさせるらしいです。警官が被害者に対しても聴取を行うために病院へ行きますから、同行する形になると思います。ここでもう一度謝り、今後の対応を相談しましょう。保険屋が入るならば、保険屋の担当者及び連絡先、当日の治療費等支払いが発生する場合の費用に関して等を積極的に対応しましょう。 ここまでしっかりやっておけば、被害者も安心しますし、支払い関係の矛先を本人から保険屋に向けられるでしょう。ここで対応を失敗すると刑事罰が待っています。この先に待っている調書の作成の時に問題が発生してくるのです。 事故の調書は、あくまで事故に関する客観的な部分を記録する事が大半なのですが、被害者の心情を述べる部分があり、加害者に対する処罰の部分で情状酌量を望む形態にしなければならないのが加害者として先々のための方針です。ここで”厳罰”をなんて書かれた日にゃ〜奥さん!大変な事が起きるんですよ。 普通は、「誠意ある対応をしてください」となる筈なんですね。いきなり「情状酌量」なんて事にはならないのです。だって費用の話はこの時点では始まらないのだから。いや〜ここで大金を積まれれば別なんでしょうけど、事故の被害者に何回かなったけれど、そんな事はないですね。 誠意ってのは精神的誠意と金銭的誠意と2つが考えられます。この誠意がどちらかでも感じられないと問題であり、誠意がないって話になったらば、そのまま厳罰行きって状況すら考えられるのであります。実際に誠意を感じられないために「厳罰にしてください」と変更をしに行った被害者を私は知っています。加害者の誠意は大方精神的誠意を要求され、金銭的誠意は保険会社の誠意って話になります。マメに加害者が連絡を取ったり、面会をすれば、被害者が悪い印象を持つ事は普通ありません。だからこういう事に関しては、マメに行う事が肝要なのです。 話を戻して、病院から追い出されてしまいます。この段階で運良く警察が登場。待合室で聴取が始まります。事故状況を説明し、保険証の確認を行います。ここで加害者が登場して言わなければならない事を言う筈なのですが、甲はおどおどしてしまっています。痺れを切らした警官が「お巡りさんとの約束はどうした!」「言う事が3つあるだろ!」と追い討ちをかけます。甲はおどおどしながら指を折り数えながら「今回は申し訳ありませんでした」と言うだけで止まってしまっています。更に警官が「見込み診断書は?」「車の移動は?」と残り2つを指摘します。甲は更におどおどしながらその2つを言ったので、「車は業者の手配は終わっています。」「診断書は貰っておきます」と伝えて終了。最後に保険屋を聞くと・・・だ・・・だ・・・ですかぁ〜・・・シクシク前途多難だわ。こりゃ。 ピンフの社長に迎えに来て貰い、帰宅したのが午前様、そのまま寝ようとするが、肘が痛くて眠れない。骨は大丈夫と思っているのだけれど、痛いのなんの・・・シクシク |
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