スクール水着ハニー製作記・(その3)

製作開始から4日目・肉盛りの調整

とりあえず盛りつけの終わった原型です。
前髪の盛りつけを行い、後ろ髪ももう少し細かな流れを造っていきます。
水着のラインは鉛筆であたりを書き込んでおきます。

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表面の凸凹は、100番の紙ヤスリで大まかに削ります。
各部から眺めてプロポーションがおかしなところを見つけたら、盛り足したりして修正しておきます。
この時点では指などの細かなディテールはアウトラインを仕上げるに留めます。
まあ、今回は水着ということで服の皺などの細かなディテールは少ないので楽でした。

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製作開始から6日目・部品の分割

大体の表面仕上げが済んだら、各部の分割をしていきます。
まず、部品分けしたときにそれぞれの位相がずれないように、3ミリのドリルで2つの部品を貫く穴を開けておきます。
これは後々位置決めピン用の穴となりますので、位置や方向をよく考えてから開けます。

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ピンを刺してみてガタが無いようであればピンを引き抜き、 合わせマークを記してからカッターナイフや糸鋸で分割していきます。
分割面はあとで仕上げますので、少しくらいでこぼこでもかまいません。

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分割できたら、受けとなる側の分割面を周囲のディテールに合わせて仕上げていきます。
今回は受けを胴体側にして水着のラインで整えました。受け側を仕上げ、 合わせダボを作ったら完全に乾燥させ、表面も仕上げておきます。

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次に分割した部品側の接合面に水を塗りファンドを盛りつけます。

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ドライヤーをあてて盛りつけたファンドの表面を乾燥させて皮膜を作り、 すぐにピンをガイドにして受け側に押しつけます。

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このとき接合面に深いダボや段差がある場合には途中で乾燥皮膜が破れてくっついてしまうことがあるので、 少し押しつけたら離し、乾燥させてまた押しつけます。

定位置までぎゅっと押し込んだら、はみ出たファンドは少し残して取り除きそっとはずしてみます。
うまく合わせ面ができていれば、そのまま乾燥させます。

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髪の毛の分割面は、今回の場合ヘアバンドがないので少し後ろにずらすことにしました。
そのため図では変な段差ができていますが、これも位置決めピンをガイドに、合わせ面の位置を直しました。
前髪は顔と後ろ髪の合わせ面ができてからファンドを裏面に盛って、 他の接合面と同様にドライヤーで表面乾燥させ押しつけます。

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髪の毛の分割面がほぼ仕上がったところです。
分割面にはファンドの収縮で隙間が生じることがありますが、 その場合には足りない部分にスパチュラで盛ってまた押しつけるか、盛り足して慎重に削り合わせておきます。
この後のディテールを作った後ではなかなか直しにくくなるので、今のうちにしっかりと合わせておきます。

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さて次回は、肉盛りの仕上げとディテールについて説明したいと思います。

つづく。

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