スクール水着ハニー製作記・(その7) |
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前回、外注までの遠い道、などと大見得切った割には、あっという間に最終回。 いや、それよりも、前回のアップから6ヶ月のブランク・・。 イベントの準備で忙しかったとはいえ、ちょっとサボりすぎですね。 これでは、外注までの、ではなく、更新までの遠い道、になってしまった・・・。 |
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・・・気を取り直して。 今回は、外注に出す直前の原型をごらんいただきたいと思います。 |
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完成した全部品です。 私の場合、すべての部品をサフ吹き完了後にコンパウンドで磨き上げています。 こうすることによって、表面性状の確認と、強度の確認が出来ると思っています。 磨くのには部品にある程度力をかけるため、この作業で折れたり壊れたりするようなら強度不足と判断しています。 また、シリコーン型の寿命にも少しは貢献するといわれていますが、多数抜く場合には外注してしまいますし、 自分で型を作る場合でも20個以上抜くことはほとんどありませんので、その効果はよく分かりません。 まあ、完成見本を作るときに、表面仕上げが楽になるメリットはあります。 |
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外注を依頼する前に、仮組み用の軸穴(矢印の部分)はきれいに埋めておかなければなりません。 穴は、軸穴と同径のプラ棒を使って埋め、サフ等できれいに仕上げておきます。 まあ、1mm以下の穴でしたらたまに残してしまうこともありますが、 その程度でしたらさほど複製に悪影響は及ぼさないようです。 |
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今回は、腕のリボンが唯一繊細な部品となりました。 細いものや薄いものはファンド原型ではどうしても折れやすくなってしまうので、 こういった場合にはできればレジンに置き換えてから仕上げておくと安心して外注に出せます。 |
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さて、最近では外注業者も増え、どこに依頼するか迷ってしまう状況になっています。 聞くところによると、業者によっては複製品にけっこう気泡が残っていたり、 離型剤を使いすぎて表面が荒れていたりと仕上がりにばらつきがあるようです。 もしお知り合いにイベントディーラーや外注経験者がいらっしゃれば直接業者について お聞きしたり、複製品を見せてもらうのが一番だと思います。 外注依頼の流れとしては、まず複製をお願いする業者さんに電話等で趣旨を伝え、 了解が取れれば原型を送って見積もりを出してもらいます。 値段と折り合えば複製をお願いすることになるのですが、実際に複製作業に入るのは、 版権が下り、そのことを業者さんに知らせた時点になります。 そのため、どの業者さんにしてもイベント前は結構混み合ってなかなかスケジュールどおりに 仕上げてもらえないこともありますので、出来るだけ早めにコンタクトを取り、 余裕を持って原型をお送りすると良いと思います。 それから、複製個数ですが、たいていの業者さんは最低50個から、となっています。 もっと少量でも引き受けてくださるところもありますが、 その分複製代は高くなるようです。 外注費用は決して安いものではありません。 そのため、ある程度販売数を見越せるものでないとリスクが大きくなります。 売った上がりで複製代を払おう、というのは無謀だと思います。 とはいえ、多数複製する手間と時間、また複製品のクオリティーを考えると 外注は魅力的な手段ではあります。 私のような素人が外注するときには、良くてトントン、損して当たり前、 位の気持ちで依頼しております。 もちろん、十分な軍資金が事前に準備できてのお話です。 最後に、送付する原型には必ず部品一覧表をつけておきましょう。 部品点数が多いときなどには、まちがいがなくなりますので必須です。 |
完。
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