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今回は、腕のリボンが唯一繊細な部品となりました。
細いものや薄いものはファンド原型ではどうしても折れやすくなってしまうので、 こういった場合にはできればレジンに置き換えてから仕上げておくと安心して外注に出せます。

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さて、最近では外注業者も増え、どこに依頼するか迷ってしまう状況になっています。
聞くところによると、業者によっては複製品にけっこう気泡が残っていたり、 離型剤を使いすぎて表面が荒れていたりと仕上がりにばらつきがあるようです。
もしお知り合いにイベントディーラーや外注経験者がいらっしゃれば直接業者について お聞きしたり、複製品を見せてもらうのが一番だと思います。

外注依頼の流れとしては、まず複製をお願いする業者さんに電話等で趣旨を伝え、 了解が取れれば原型を送って見積もりを出してもらいます。
値段と折り合えば複製をお願いすることになるのですが、実際に複製作業に入るのは、 版権が下り、そのことを業者さんに知らせた時点になります。
そのため、どの業者さんにしてもイベント前は結構混み合ってなかなかスケジュールどおりに 仕上げてもらえないこともありますので、出来るだけ早めにコンタクトを取り、 余裕を持って原型をお送りすると良いと思います。
それから、複製個数ですが、たいていの業者さんは最低50個から、となっています。
もっと少量でも引き受けてくださるところもありますが、 その分複製代は高くなるようです。

外注費用は決して安いものではありません。
そのため、ある程度販売数を見越せるものでないとリスクが大きくなります。
売った上がりで複製代を払おう、というのは無謀だと思います。
とはいえ、多数複製する手間と時間、また複製品のクオリティーを考えると 外注は魅力的な手段ではあります。
私のような素人が外注するときには、良くてトントン、損して当たり前、 位の気持ちで依頼しております。
もちろん、十分な軍資金が事前に準備できてのお話です。

最後に、送付する原型には必ず部品一覧表をつけておきましょう。
部品点数が多いときなどには、まちがいがなくなりますので必須です。

完。

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