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このサフ吹き、研磨の作業は、表面がきれいになるまで何度となく繰り返すことになるわけですが、 単調な作業ですのでひとえに根気との勝負かも知れません。
実はこの原型ではここが一番長い行程でして、約一か月の間、サフ吹いては磨き、 磨いてはサフを吹き・・・を繰り返していたのです。
ただ、あまり何度もサフ吹きを繰り返すと当然ながらディテールが埋まり気味になったりエッジがだれて、 ぼってりした印象になってしまうこともあります。
ですので、毎回次のサフ吹きに移る前に慎重に研磨漏れの無いように点検するようにします。
私の場合には、大体サフ吹き3〜4回で仕上げるように心がけています。

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さて、次回はあっという間に原型編最終回。
サフ仕上げの完了した原型と、外注に出す直前の注意点などをお話ししたいと思います。

つづく。

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